Crew-13 の打ち上げ、Dragon の酸化剤漏れで10月1日以降に延期
NASA は2026年8月29日、Dragon の推進系で酸化剤の漏れが見つかったため、Crew-13 の打ち上げ日を見直すと発表しました。新たな目標は10月1日以降です。
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Hall 03 · Dragon
Crew Dragon
Crew Dragon は、NASA の宇宙飛行士や民間人を乗せて ISS や地球を回る軌道へ向かい、海に着水して戻ってくる有人型の Dragon です。
2020年5月の Demo-2 で初めて宇宙飛行士を乗せ、同年11月に NASA の認証を受けました。緊急脱出用のエンジン SuperDraco、ISS への自動ドッキング、民間ミッションでの利用までを扱う展示です。
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How it works
Crew Dragon は Falcon 9 の先端に載って打ち上げられます。打ち上げ中にロケットに異常が起きた場合に備えて、カプセルの側面に緊急脱出用のエンジン SuperDraco を8基備えています。SpaceX によると、Dragon を8秒足らずで約800m(半マイル)先まで引き離せます。
この脱出の仕組みは、2020年1月19日の飛行中脱出試験で確かめられました。無人の Crew Dragon を載せた Falcon 9 を打ち上げ、約1分半後に意図的に脱出させて、カプセルは無事に着水しました(NASA)。
軌道に入ったあとは、16基の Draco スラスターで姿勢と軌道を調整しながら ISS に近づき、自動でドッキングします(SpaceX)。無人で行われた2019年3月の Demo-1 では、ISS のハーモニー・モジュール前方のポートに初めてドッキングしました(NASA)。
SpaceX は、Crew Dragon を最大7人が乗れる設計としています。NASA の乗員交代ミッションは4人で飛びます。Crew-13 の場合は、NASA の2人に、カナダ宇宙庁とロスコスモスの飛行士が1人ずつ加わります(NASA)。
Why it matters
2020年5月30日、ボブ・ベンケン、ダグ・ハーリー両飛行士を乗せた Demo-2 が打ち上げられました。NASA は、NASA の宇宙飛行士が民間企業の開発した宇宙船で米国から打ち上げられた史上初の飛行だとしています。
同年11月10日に NASA の認証を受け、5日後の Crew-1(機体名 Resilience)から定期的な乗員交代が始まりました(NASA)。2026年2月の Crew-12 は12回目の乗員交代ミッションです(NASA)。
予定外の場面にも使われています。2025年3月18日には、Boeing の Starliner で打ち上げられたウィルモア、ウィリアムズ両飛行士が Crew-9 の Dragon で帰還しました。2人の宇宙滞在は286日に及びました(NASA)。2026年1月には、乗員の1人の医療上の懸念(容体は安定)から、Crew-11 が予定より早く帰還しています(NASA)。
Compared
NASA 以外の飛行に使われていることも特徴です。2021年9月の Inspiration4 は民間人だけで軌道を回った世界初のミッションでした(SpaceX)。2022年4月の Axiom Mission 1 は、民間人だけで ISS を訪れた初めての飛行です(NASA)。
2024年9月の Polaris Dawn では、Dragon から初めての船外活動が行われ、高度1,408.1kmと、アポロ計画以来最も高い地球周回軌道に達しました(SpaceX)。2025年3月の Fram2 は、北極と南極の上空を通る極軌道を回った初めての有人飛行でした(SpaceX)。
カプセルは整備して繰り返し飛ばします。Freedom は Crew-4、Axiom Mission 2・3、Crew-9 を経て、Crew-12 で5回目の飛行を行いました(NASA)。Spaceflight Now によると、Dragon は5回の飛行まで使えるように認証されています。
FAQ
SpaceX は SuperDraco を、打ち上げ時の緊急脱出システムの動力だと説明しています。軌道上での姿勢や軌道の調整には、別の小型スラスター Draco(16基)を使います。
軌道の条件によって変わります。Crew-13 は、予定どおり打ち上げられれば9時間足らずで ISS に到着し、ハーモニー・モジュール前方のポートにドッキングする計画です(NASA)。
2026年9月30日時点で、Crew-13 が米東部時間10月1日午前11時10分以降に打ち上げられる予定です。9月29日にはクルーが宇宙船に乗り込む予行演習を終えています(NASA)。
SpaceX · 公式 · 一次情報 · 参照 2026.09.30
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NASA · 宇宙機関 · 一次情報 · 2019.03.03 · 参照 2026.09.30
NASA · 宇宙機関 · 一次情報 · 2020.01.19 · 参照 2026.09.30
NASA · 宇宙機関 · 一次情報 · 2020.05.30 · 参照 2026.09.30
NASA · 宇宙機関 · 一次情報 · 2020.11.10 · 参照 2026.09.30
NASA · 宇宙機関 · 一次情報 · 2020.11.16 · 参照 2026.09.30
NASA · 宇宙機関 · 一次情報 · 2025.03.18 · 参照 2026.09.30
NASA · 宇宙機関 · 一次情報 · 2026.01.15 · 参照 2026.09.30
NASA · 宇宙機関 · 一次情報 · 2026.02.13 · 参照 2026.09.30
NASA · 宇宙機関 · 一次情報 · 2026.02.09 · 参照 2026.09.30
NASA · 宇宙機関 · 一次情報 · 2026.09.28 · 参照 2026.09.30
NASA · 宇宙機関 · 一次情報 · 2026.09.22 · 参照 2026.09.30
NASA · 宇宙機関 · 一次情報 · 2026.09.29 · 参照 2026.09.30
NASA · 宇宙機関 · 一次情報 · 2022.04.08 · 参照 2026.09.30
Spaceflight Now · 報道 · 2025.06.10 · 参照 2026.09.30
Live — 最新状況
NASA は2026年8月29日、Dragon の推進系で酸化剤の漏れが見つかったため、Crew-13 の打ち上げ日を見直すと発表しました。新たな目標は10月1日以降です。
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Floor Map
Hall 01
完全再使用をめざす次世代ロケット
Hall 02
再使用ロケットの系譜
Hall 03
人と物資を運ぶ宇宙船
Hall 04
衛星インターネット
Hall 05
企業としてのSpaceX